ABOUT / 自己紹介
MATHとは
活動の背景
住宅は住まい手にとって大きな買い物であり、絶対に失敗したくないものです。誰かが考えた“住みやすい家”は自分にとって“住みやすい家”とは限りません。
“後悔しない=失敗しない”ではなく、“失敗しても後悔しない”というのが理想です。そのためには、住まい手自身が家づくりに手間暇をかけることで、完成後も愛着を持って住み続けていくことが大切だと考えています。
近年では建物の省エネ・耐震性能等を数値的に掲げられることが多く、専門家でなくても、一定の性能を比較することができるようになってきました。
しかし一方で、住宅性能として掲げられる数値だけでは示しきれない部分が存在し、そういった部分は専門家に頼らざるを得ません。
例えば、敷地に流入する風の特性、周辺建物の影響を考慮した日射の特性、立地に配慮した音の特性、窓から見える景色の特性等があげられます。
皆さんが選んだハウスメーカーでは、どの程度配慮して設計してくれるでしょうか。なかなか、そこまで提案できるハウスメーカーは少ないのが現状です。
MATHでは、そういった足りない部分を補いながら、全体のバランスをとっていく活動を【家づくりコーディネーター】と名付けました。
活動の目的
①良質な住宅を1軒でも増やし、1軒でも多くの住宅を長寿命化する
②パッシブデザインの考え方や、フレキシビリティの重要性を一般に広める
※パッシブデザイン:太陽の光や熱・風等の敷地の持つ自然の力を利用して、建物の快適性をより高める設計手法
※フレキシビリティ:ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる建物の性質
髙田 明日香 / Takata Asuka
1991年 福岡県出身
2007-2010年 筑陽学園高等学校
2010-2014年 熊本大学工学部建築学科
2014-2016年 熊本大学大学院自然科学研究科建築学専攻
2016-2019年 柳瀬真澄建築設計工房(福岡)
2020年- MATH
2021年- 伊藤憲吾建築設計事務所(大分)
特技:空間認識 / 似顔絵 / 考えること / 有言実行
趣味:旅行 / 音楽 / 散歩
好きなもの:建築 / 洋服 / 数学 / 絵画 / ごはん / 昼寝
好きな建築家:谷口吉生 / 篠原一男 / アルヴァ・アアルト / 柳瀬真澄 (敬称略)
設計者としてのコンセプト
”合理的=無駄がない”と考えがちですが、”無駄を許容する”と捉えるのはどうでしょうか。”合理的なもの”は空間に余白を生み出し、それが美しさと暮らしやすさに繋がります。
という数式は確かに美しいですが
という因数分解の方が変化に柔軟で
生活にふわりと寄り添ってくれます。
設計者の役割は、自分の作品を作ることではなく、条件を整理して組み立てていくことだと考えているので、そこに住む人が後悔しない家づくりができるように、あくまでその過程をコーディネートしていきます。
環境や空間に埋もれた”合理的なもの”について研究・分析し
デザインに盛り込んでいくことで、住空間の快適性を向上させようと考えています。
MATH(マス)
〒861-8038 熊本市東区長嶺東
TEL / 070-7549-3097
メール/ math.takata.a@gmail.com
LINE / math_studio